こんにちは。かるびです。
今回は、文章の書き方の基本とコツを、「まずはこれだけやってみて!」と各3つずつピックアップしてみました。
以下の6つを気をつけるだけで、今よりずっと分かりやすく、いい文章が書けることでしょう。
ぜひ、文章を書くときに意識してみてくださいね。
1. 読みやすい文章にするための基本3つ
①文は短く区切ろう
長い文章は、何がいいたいのかわかりにくくなってしまいます。
一文は40文字以内にしましょう。
例えば、こんな長い文章があります。
【NG例】 「昨日スーパーで買い物をして、帰り道で友達に会って、久しぶりにお茶をして、楽しい時間を過ごしました。」
長すぎて、息が切れそうです。
【OK例】 「昨日はスーパーで買い物をしました。帰り道で友達に会いました。久しぶりにお茶をして、楽しい時間を過ごしました。」
こういうふうに、文を分けて、短くすると、読みやすくなりましたよね。
②主語と述語は近づけて書こう
主語と述語があまりにも遠いところにあると、文章の意味が分かりにくくなってしまいます。
できるだけ、主語と述語が近づくようにしましょう。
また。主語と述語が、きちんと対応しているかも確かめましょう。
【NG例】 「私は、美味しそうなケーキを見かけたので、思わず、ついつい、お財布の中身を確認しながら、買ってしまいました。」
【OK例】 「私はケーキを買ってしまいました。とても美味しそうで、思わず財布の中身を確認してしまったのです。」
③句読点を適切な場所に打とう
句点は文章の最後に打ち、読点は文の途中に打ちます。
特に読点は、打つ場所で意味が変わってしまうことがありますので、打つ位置に気をつける必要があります。
読点は
・主語の後
・長い修飾語の後
・意味のまとまりの区切り
に打つと読みやすくなります。
.今すぐマネできる!文章上手になるコツ3つ
①箇条書きを活用しよう
文章で書くよりも、箇条書きにしたほうが分かりやすいです。
適切に箇条書きを取り入れてみましょう。
【実践例】
お花見の準備リストを作るとき
・場所:○○公園
・持ち物:お弁当、レジャーシート、飲み物
・集合日時:△月×日 11時
このように箇条書きにすると、
・整理しやすい
・読みやすい
・必要な情報が一目でわかる
というメリットがあります。
②つなぎ言葉(接続詞)は適切に使おう
文章と文章をなめらかにつなぐために、接続詞は大切な役割を果たします。
でも、使いすぎは逆効果です。
【NG例】 そして、朝ごはんを食べました。そして、歯を磨きました。そして、化粧をしました。
【OK例】 朝ごはんを食べました。次に歯を磨き、化粧をして出かける準備を整えました。
上のOK例では、必要のない「そして」を削って、話の流れがわかりやすくなる「次に」を使っているところがいいですね。
このように、使ったほうがいい接続詞と使わないほうがいい接続詞を見分けましょう。
例えば、「だから」「それで」「そこで」「など」なくても意味が通じるものは使わないでいいです。
「しかし」「でも」などの逆説の接続詞は使いましょう。
「〜が」は順接にも逆接にも使えるため、意味が分かりにくくなりますので、他の接続詞に言いかえましょう。
③飾り言葉は控えめにしよう
「とても」「すごく」「本当に」といった言葉を使いすぎていませんか?
以下のように具体的に書くことで、伝わりやすくなります。
【NG例】 とても美味しいケーキでした。
【OK例】 しっとりとしたスポンジと甘酸っぱいイチゴのハーモニーが絶妙なケーキでした。
飾り言葉の「〜なような」「〜という」「〜というもの」も、曖昧になりがちですので、できるだけ使わないようにしましょう。
書いた文章をもっと良くするヒント
- 結論から書く
- 日本語が変なところはないか、口に出して読みなおす
- この文章を読んだあとに、読者がどうしたらよいかわかるようにする
まとめ