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【ホメオスタシス】「頑張りたいけど頑張れない」には訳がある

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「ダイエットのために頑張ろうと思って始めた運動が続かない」

「新しいスキルを身につけようと思っても、勉強する気がしない」

そういう、「頑張りたいけど、頑張れない」とき、「あなたの努力が足りない」ではなくて、ホメオスタシスの理解不足とそれに対処ができていないことが原因かもしれません。

この記事では、頑張ろうと思っても、モチベーションが続かなくて長続きしない、新しいことを始めてもすぐに頑張れなくなる人に、ホメオスタシスを味方につけて、物事をやり抜く力を身につけるための思考法をお話しします。

ホメオスタシスとは

何か物事を身につけたり、何か新しいことをするときには、常にホメオスタシスというものが働きます。

ホメオスタシスとは、体を一定の状態に維持しようとする働きのことで「恒常性」ともいわれます。私たちの体温が一定であるのも、このホメオスタシスのおかげですので、とても大切なものです。

しかし、このホメオスタシスは、体の機能維持するなど現状を維持していくときにはとても役に立ちますが、私たちが変化をしようとするときには、足かせのように私たちの行動を制限する敵のようにもなります。

私たちはダイエットや勉強、良い生活習慣など、何か目標をもって物事をやり抜こうとするとき、変化が必要です。ダイエットのために今まで食べていたお菓子を食べないようにしよう、夜更かしをやめて早く寝よう、これからは毎日1時間勉強を継続しようなど、今までしていたことに何らかの変化をもたらすことが必要になります。

変化をできないということは、今までと何も変わらないということで、何も身につかない、何も達成できない、成長できないということになります。

 

ホメオスタシスを味方につけるには

そこで、ホメオスタシスを味方につける思考が必要になってきます。ホメオスタシスは、今までと違うこと、すなわち新しいことをしようとするときには、いつも出てくると思ってください。

例えば、ダイエットのためにお菓子をやめようと思ったが、またお菓子を食べたくなってしまったとき、これは「今までと違うことをしているので、ホメオスタシスが私の邪魔をしているな」と気づいて、「ホメオスタシスが邪魔をしているけれど、私はお菓子を食べないぞ」と、ホメオスタシスのいうことを聞かないようにしましょう。

それを続けているうちに、「お菓子を食べない」にホメオスタシスが働くようになり、お菓子を食べないのが普通になってきます。これが、ホメオスタシスが味方になった状態です。

ホメオスタシスの声を聴かずに、変化をしていたら、変化をしているのが普通になり、ホメオスタシスが味方となり、応援してくれる時期がやってきます。そうすると、お菓子を食べないこと、勉強を続けること、良い習慣をつけることなど、自分の頑張ろうと思ったものが現状維持され、それをそんなに頑張らなくても続けられるようになります。

ホメオスタシスを味方につけることができるようになれば、自分の決めたことを思い通りにコントロールできるようになり、頑張りたいときに頑張れる自分になれるのです。

まとめ

今までと違うことをしようとしたら、ホメオスタシスという現状維持の働きが邪魔をします。
何か物事をしようとして頑張れないときは、ホメオスタシスが邪魔をしていることに気がつき、その声を聴かないことが大切です。
ホメオスタシスの声を聴かずに、今までと違うことを続けていたら、そのことにホメオスタシスが働くようになり、ホメオスタシスが味方になります。

ホメオスタシスに気がついて、ホメオスタシスを味方にしていきましょう。